NO.43
女性(50歳)
相談内容:損害賠償請求事件
・事情
相談者は、自宅の駐車場に愛車を停めていたところ、相手方にペンキをつけられ、その上勝手に有機溶剤でふき取られてしまいました。ディーラーで見積りを取ったところ、二種類の補修の両方が必要と言われました。しかし、相手方は片方の補修の支払いは了承したものの、もう一方の補修費用を支払おうとしないため、相談に来られました。
・経過と結論
弁護士から内容証明を2通送りましたが、全く払おうとしないため提訴に至りました。見積書記載の修理額は9万円であったが、愛車の損壊・相手方の不誠実さを考慮して慰謝料を上乗せし、17万円を請求しました。その結果、見積額を上回る解決金15万円を支払わせる和解が成立しました。
・今回の解決事例のポイント
訴訟期日前に争点を整理し、証拠を十分に収集できたことが、勝訴的和解に繋がりました。依頼者との共同作業で勝ち得た結果だと考えます。