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依頼者:法人
相談内容:売掛金請求事件
・事情
依頼会社は相手方より請け負った積算業務を完了したにも関わらず、相手方から代金の支払いがされませんでした。その後の連絡においても、相手方は「支払う」と言ったもののそれでも支払われなかったため、このままうやむやになるのではないかと心配され、ご相談にいらっしゃいました。
・経過と結論
内容証明を送ったところ、相手方が請求代金の一部を支払ってきました。そこで弁護士が相手方と連絡を取り、今後の残りの支払い方法について協議しました。 その内容を合意書の形にして、合意書に従って支払いが続けられることとなりました。
・今回の解決事例のポイント
内容証明郵送後に支払われた金額と、全額回収までに要する期間とに鑑みて、分割支払額とその期間を設定し、合意書を交わし、それに従った支払いが確保されるよう促しました。本件のような事案は、初動を早くすることをお勧めします。