NO.35
依頼者:男性(65歳)
相談内容:未払い賃料現状回復費用請求事件
・事情
店舗建物のオーナーである相談者は、賃借人(相手方)が賃料を支払わずにやきもきしていました。その上に賃借人(相手方)は、下水道工事代金として勝手に工事をして120万円請求してくる始末でした。
相談者は直接賃借人(相手方)と交渉することに辟易して当事務所にご相談に来られました。
・経過と結論
弁護士が賃借人(相手方)に通知をだし、交渉したところ賃料の滞納は解消されました。
さらに、弁護士が交渉して以後の賃料を2万円増額し、また、工事代金については結局折半して負担することとなりました。
・今回の解決事例のポイント
賃借人が特殊で賃料をある時払いでまとめて入金してくるパターンはまれにあります。このような入金だと大家側がいつの賃料かの把握が困難となり辟易します。 そのような賃借人には一度第三者を入れて契約の正常な履行を求めることをお勧めします。