NO.27
依頼者:女性(67歳)
相談内容:損害賠償請求事件
・事情
相談者は家を賃貸していましたが、賃借人が知らない間に又貸しをしていました。 その後、その転貸人は、家でペットを放し飼いにし、破損した部分の修理をせず、家の中を荒らされた状態にしたまま、いなくなってしまいました。 しかし、賃借人(相手方)が真摯に修理に応じず、修理代金を支払わないという態度のまま代理人をたててきたため、当事務所にご相談にいらっしゃいました。
・経過と結論
本件受任後、内容証明を送り示談交渉に臨みました。 相手方代理人提示額は0円であり、金額が折り合わず、弁護士会にある紛争解決センターを利用しての調停を行いました。 結果、95万円での提示が調停員からあり、それを了承することで解決しました。
・今回の解決事例のポイント
荒らされていた箇所の特定、領収書の整理等にとても手間と時間がかかりましたが、最終的にそれらの証拠が相手方と調停員を説得する証拠となりました。